「未経験歓迎」に安心してはいけない?事務職から転職するときの求人票の見方

転職を考え始めると、

求人サイトを見る時間が増えます。

私もそうでした。

「未経験歓迎」

「資格不問」

「事務経験を活かせます」

「人柄重視」

そんな言葉を見つけると、

少しホッとします。

特に、

「事務しかしてこなかった」

と思っていると、

「未経験歓迎なら、私でも応募できるかも」

と思いますよね。

でも、

最近の私は、

求人票を見るときに、

少しだけ慎重になりました。

「未経験歓迎」と書いてあるかどうかだけではなく、「その仕事は自分に合うのか」を見るようになったからです。

目次

「未経験歓迎」は、悪い言葉ではない

最初に言っておきたいのは、

「未経験歓迎」という言葉が、

悪いわけではありません。

私自身、

これまでのキャリアで、

未経験の仕事を任せてもらった経験があります。

派遣社員として入社したときも、

新しい職場で一般事務を担当しました。

最初から、

すべてできたわけではありません。

分からないことを覚える。

教えてもらう。

自分で調べる。

少しずつ仕事を任せてもらう。

そうやって、

できることが増えていきました。

だから、

「未経験=無理」

ではないと思っています。

でも、「未経験歓迎」だけを見て応募すると危ない

問題は、

「未経験歓迎だから、自分に合う」

とは限らないことです。

例えば、

「人事未経験歓迎」

と書いてあったとしても、

実際の仕事内容は、

電話対応が一日中あるかもしれない。

採用イベントで、

たくさんの人と話し続ける仕事かもしれない。

営業部門との調整が多いかもしれない。

細かい社内ルールが多い会社かもしれない。

逆に、

社員情報の管理や、

申請対応など、

一人で集中する時間が多い人事かもしれない。

同じ「人事」でも、

かなり違います。

私が求人票を見るときに確認したいこと

今の私なら、

仕事内容を見て、

まず、

「自分が興味を持てるか」

を考えます。

その次に、

「自分の苦手なことが多すぎないか」

を見る。

そして、

「どんな人と働くのか」

「どんな働き方なのか」

「勤務地はどうか」

「残業はどのくらいか」

「一人で集中できる時間はありそうか」

などを考えます。

つまり、

「応募できるか」より「続けられるか」

を見るようになりました。

「応募資格」と「自分との相性」は別

求人票には、

応募条件があります。

例えば、

「未経験可」

「資格不問」

「基本的なPC操作」

など。

ここだけを見ると、

「自分は応募できる」

と判断できます。

でも、

応募できることと、

向いていることは別です。

さらに、

向いていることと、

長く続けられることも別。

ここは、

キャリアについて考えるようになってから、

かなり意識するようになりました。

「基本的なPC操作」も、会社によって意味が違う

これも、

事務職経験者なら、

一度は気になったことがあると思います。

「基本的なPC操作」

って、

どこまで?

Wordが使える?

Excelで表が作れる?

関数が必要?

VLOOKUP?

ピボットテーブル?

それとも、

入力ができればいい?

会社によって、

かなり違います。

だから、

「基本的なPC操作だから大丈夫」

と決めつけず、

実際の仕事内容を見る。

「Excelを使用したデータ集計」

と書いてあれば、

どの程度なのか確認する。

必要なら、

面接で聞く。

そういう確認も大切だと思います。

「人事」という言葉にも注意したい

私は、

今、

人事領域に興味があります。

でも、

「人事なら何でもいい」

とは思っていません。

採用。

人材育成。

勤怠。

給与。

社会保険。

福利厚生。

社員相談。

研修。

労務。

会社によって、

担当範囲は違います。

だから、

「人事未経験歓迎」

という求人を見つけたら、

私は、

その中身をかなり確認したい。

自分が興味を持っているのは、

特に、

採用・人材育成・社員支援など、人と関わりながら組織を支える領域

です。

そこが求人の仕事内容と一致しているか。

ここを確認したいと思っています。

「アットホームな職場です」が気になる

求人票で、

少し困る表現があります。

「アットホームな職場」

「和気あいあい」

「社員同士の仲が良い」

「コミュニケーションが活発」

もちろん、

良い会社もたくさんあると思います。

でも、

私は、

ここだけでは判断できません。

なぜなら、

私は、

仕事中ずっと人と話している環境より、

必要なときにきちんと協力し合い、それぞれが仕事に集中できる環境

のほうが好きだからです。

「仲が良い」と、

「働きやすい」は、

必ずしも同じではありません。

「コミュニケーションが活発」も、自分に置き換える

例えば、

「社員同士のコミュニケーションが活発」

と書いてあったら、

私は、

「具体的にはどういう意味だろう?」

と考えます。

雑談が多い?

会議が多い?

電話が多い?

部署間のやり取りが多い?

社員同士がよく相談し合う?

歓迎会や社内イベントが多い?

意味によって、

自分との相性は変わります。

だから、

求人票の言葉を、

そのまま受け取るのではなく、

自分が働く場面を想像してみる。

これが、

結構大事なのだと思います。

私なら「一日の仕事」を想像する

求人票を読むとき、

私は、

こんな想像をします。

朝、出勤する。

パソコンを開く。

メールを確認する。

今日やる仕事を整理する。

一人で集中して書類を処理する。

必要なときに社員から相談を受ける。

分からないことは担当者に確認する。

また自分の仕事に戻る。

昼休み。

午後も、

自分の仕事を進める。

必要なときだけ、

人とやり取りする。

そして、

定時に近い時間に仕事を終えて、

自分の生活に戻る。

私は、

こんな一日が、

かなり理想に近いです。

逆に、こんな一日だったら少し疲れる

朝から電話が鳴り続ける。

次々に人から話しかけられる。

会議が何本もある。

急な依頼が頻繁に入る。

上司の承認を何度も取る。

細かいルールに沿って、

何度も書類を修正する。

仕事が終わっても、

社内の人間関係に気を使う。

これが毎日だったら、

私は長く続けるのは難しいと思います。

つまり、

私は、

仕事内容だけでなく、

「一日の過ごし方」

まで考えています。

面接では、求人票に書いていないことを確認する

求人票だけでは、

分からないことがあります。

だから、

面接は、

会社に評価されるだけの場ではなく、

自分が会社を知る場でもある

と思うようになりました。

例えば、

「入社後、最初に任される仕事は何でしょうか?」

「一日の業務の流れを教えていただけますか?」

「このポジションでは、どのような部署と関わることが多いですか?」

「一人で担当する仕事と、周囲と連携する仕事の割合はどのくらいでしょうか?」

「繁忙期はいつ頃でしょうか?」

など。

こういう質問をすると、

求人票だけでは分からない、

仕事の「実際の姿」が少し見えてくるかもしれません。

「条件が良い会社」ではなく、「自分に合う会社」

給与が高い。

休日が多い。

福利厚生が充実している。

大きな会社。

知名度が高い。

もちろん、

どれも大切です。

でも、

それだけで選ぶと、

入社後に、

「思っていたのと違った」

となるかもしれません。

私自身、

以前は、

「安定している会社だから」

という理由も、

かなり大きかったと思います。

でも、

実際に働いてみて、

安定だけでは、

長く働き続けられないこともあると知りました。

「自分に合う」を知るために、過去の経験を使う

ここで、

キャリア・アンカーや、

これまでの記事で考えてきたことが役立ちます。

私の場合、

「生活様式」を大切にしたい。

勤務地も重要。

一人で集中する時間が欲しい。

人との関わりは、

多すぎないほうがいい。

でも、

人を支える仕事には興味がある。

細かすぎる承認や、

必要以上のルールは苦手。

仕事に誠実な人と働きたい。

こういう条件が分かっていれば、

求人票を見る目も変わります。

「応募できる求人」を探すのではなく、「働きたい求人」を探す

以前の私は、

「未経験でも応募できる求人」

を探していました。

今は、

「未経験でも、ここなら働いてみたいと思える求人」

を探したい。

この違いは、

意外と大きいと思います。

「応募できるから応募する」

ではなく、

「自分の経験や価値観が、この仕事で活かせそう」

と思えるところに応募する。

もちろん、

全部が理想通りになるわけではありません。

でも、

最初から、

自分のことを無視しない。

それだけでも、

転職活動は少し変わる気がします。

もし「スキルがない」と思っているなら

求人票を見る前に、

一度、

自分の職歴を書き出してみてください。

そして、

「何をしたか」

だけではなく、

「何ができるようになったか」

を書いてみる。

請求書処理なら、

正確性・期限管理。

勤怠管理なら、

情報管理・社員対応。

年末調整なら、

書類管理・説明・期限管理。

福利厚生なら、

社員支援・制度案内。

トラブル対応なら、

状況把握・問題解決。

こうやって、

自分の経験を、

「スキルの言葉」に変換してみる。

すると、

「事務しかしてこなかった私」

の見え方が、

少し変わるかもしれません。

転職は、自分を売り込むだけじゃない

転職活動というと、

「自分を採用してもらう」

というイメージがあります。

でも、

私は、

もう一つの視点も持ちたい。

「私も、その会社を選んでいる」

ということ。

自分の経験を活かせるか。

自分の価値観を守れるか。

無理なく続けられるか。

仕事を通して、

自分が望む方向へ進めるか。

会社から、

「あなたに来てほしい」

と言われるだけではなく、

自分も、

「ここで働いてみたい」

と思えるか。

その両方が、

大切なのだと思います。

私も、これから求人を見る目を変えていきたい

まだ、

転職先は決まっていません。

だからこそ、

今のうちに、

自分のことを整理しています。

VPIで、

興味を知る。

キャリア・アンカーで、

大切にしたい価値観を考える。

これまでの仕事から、

自分のスキルを掘り起こす。

そして、

求人票を見る。

「応募できるか」ではなく、

「ここで働いた自分を想像できるか」

を考える。

そうやって、

一つずつ、

次のキャリアを探していきたいと思います。

転職を考えているけれど、

「自分にはスキルがない」

「未経験だから無理」

「もう年齢的に厳しい」

と思っている人へ。

求人票を閉じる前に、

一度、

自分のこれまでの仕事を、

別の角度から見てみてください。

あなたが「ただの事務」と思っている仕事の中にも、

次のキャリアにつながる経験が、

きっとあります。

私も、

まだ探している途中です。

まだ、これから。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次