「何か資格を取らなきゃ」から始まった。36歳の私が資格選びで気づいたこと

「転職したいけど、私には資格がない」

そう思ったことはありませんか?

私は、何度も思いました。

「何か資格を取ったほうがいいのかな」

「今の時代、何かスキルがないとダメだよね」

「このまま事務だけではまずいのかな」

そんな不安から、

私は一度、

「とにかく何か勉強しよう」

と思いました。

でも、

その「何か」が、

なかなか見つかりませんでした。

目次

最初に考えていたのは、AIやWEBデザインだった

私はもともと、

「副業のために何か勉強したい」

と、ぼんやり考えていました。

リスキリング制度の対象になる講座を利用して、

この時代についていくために、

何か新しいスキルを身につけたい。

そんな気持ちでした。

候補にあったのは、

AI系。

WEBデザイン系。

今の時代に必要そうな分野です。

でも、

正直に言います。

私は、どちらもそこまで好きではありませんでした。

パソコンが特別得意なわけでもありません。

普通程度には使えます。

でも、

「パソコンが大好き!」

「新しいIT技術を触るのが楽しい!」

というタイプではありません。

「時代についていくため」に勉強する?

それでも、

「これからの時代、AIくらいできないと」

「WEB系のスキルくらいあったほうがいい」

と思っていました。

今振り返ると、

少し焦っていたのだと思います。

周りが新しいことを学んでいる。

世の中が変わっている。

AIが話題になっている。

副業をしている人もいる。

だから、

「私も何かしなきゃ」

と思った。

でも、

ここには少し落とし穴がありました。

「必要そうだから学ぶ」と、

「自分が学びたいから学ぶ」は、

同じではありません。

資格は「お守り」になることもある

資格を取ること自体は、

私は悪いことだと思っていません。

むしろ、

自分の知識や能力を証明するものになります。

転職するときの自信になることもあります。

新しい仕事への入り口になることもあります。

だから、

「資格を取る」という選択は、

とても良い選択肢の一つです。

ただ、

私が思うのは、

「資格を取れば何とかなる」という気持ちだけで選ばないほうがいい

ということ。

資格を取るためには、

時間も、

お金も、

体力も使います。

せっかくなら、

「取った後の自分」

まで考えて選びたい。

私は40万円以上の講座に即決した

そんな私が、

最終的に選んだのが、

キャリアコンサルタントでした。

きっかけは、

ヒューマンアカデミーで受けたキャリアカウンセリングでした。

私は最初、

AIやWEBデザインについて相談するつもりでした。

そこで、

自分のことを正直に話しました。

会社を退職したこと。

これから何か勉強したいこと。

AIやWEBデザインを考えていること。

でも、

正直、そこまで好きな分野ではないこと。

そして、

本当は人と関わる仕事を探していること。

すると、

カウンセラーの方から、

「あなたにはキャリアコンサルタントが合っている気がします」

と言われました。

その方自身も、

キャリアコンサルタントの資格を持っていました。

そして、

「勉強してみませんか?」

と勧められました。

「キャリアコンサルタントって何?」

そのときの私は、

キャリアコンサルタントという仕事を、

ほとんど知りませんでした。

だから、

「そんな仕事があるんだ」

くらいの気持ちで聞いていました。

ところが。

話を聞いているうちに、

突然、

自分の中で何かがつながりました。

「これだ」

と思ったんです。

まさに、

雷に打たれたような感覚でした。

ロックオンされたような、

「これ!!」

という感覚。

子どもの頃からの悩みが、初めて消えた

私は、

子どもの頃から、

「自分は何がしたいんだろう」

ということに悩んできました。

やりたいことがない。

将来の夢がない。

周りが、

「○○になりたい」

「○○の大学に行きたい」

と言っているのを見ても、

私は、

「私は何になりたいんだろう」

と悩んでいました。

ちなみに、

検査を受けるまで、

銀行員にもなりたいと思っていませんでした(笑)。

それくらい、

「これがやりたい」

というものがなかった。

だから、

キャリアコンサルタントという仕事を知った瞬間、

長年抱えていた悩みが、

突然ほどけたような感覚になりました。

「これだったんだ」

と思いました。

だから、私は珍しく即決した

私は普段、

何かを決めるときに、

かなり考えるほうです。

比較する。

調べる。

一度持ち帰る。

また考える。

そんなタイプです。

ところが、

このときは違いました。

授業料は、

40万円を超える講座。

決して安い金額ではありません。

それなのに、

即決しました。

自分でも驚きました。

「え、私、今決めた?」

という感じでした。

最初はWEB系の話を聞こうと思っていたのに、

気づいたら、

キャリアコンサルタントの講座を申し込んでいた。

今思い返しても、

かなり大きな出来事でした。

もちろん、営業だったと思う

冷静に考えれば、

カウンセラーの方にとって、

講座を受講してもらうことは仕事です。

売上になる。

だから、

キャリアコンサルタントを勧めてくれた部分も、

もちろんあったと思います。

そこは分かっています。

でも、

私はそれでもいいと思いました。

なぜなら、

私自身が「これだ」と思ったから。

相手がどんな意図で勧めたとしても、

最後に決めるのは自分です。

私は、

「この仕事を知りたい」

「勉強してみたい」

「この方向に進んでみたい」

と思った。

だから、

決めました。

「資格が欲しい」だけではなかった

今振り返ると、

私は資格そのものが欲しかったわけではありません。

「キャリアコンサルタント」という資格証明書が欲しかっただけでもありません。

その先に、

「人の話を聞いて、その人が自分らしい働き方を考えるのを支える」

という仕事が見えた。

そこに惹かれたのだと思います。

だから、

AIやWEBデザインとは、

気持ちの入り方が全然違いました。

「必要だから勉強しなきゃ」

ではなく、

「知りたい。やってみたい」

だった。

この違いは、

とても大きいと思います。

「何の資格を取ればいい?」より先に考えたいこと

もし今、

「何か資格を取らなきゃ」

と思っているなら、

私はまず、

この質問をしてみてほしいです。

「その資格を取ったあと、私は何をしたい?」

例えば、

「転職で有利になりたい」

なら、

どんな仕事に転職したいのか。

「副業したい」

なら、

どんな副業をしたいのか。

「今の仕事で役立てたい」

なら、

どんな業務に役立てたいのか。

「自信をつけたい」

なら、

本当に資格が必要なのか。

「将来が不安」

なら、

不安の正体は何なのか。

ここを考えてみる。

「資格を取ること」が目的になると苦しくなる

資格の勉強は、

最初は新鮮です。

参考書を買う。

講座に申し込む。

勉強時間を決める。

少しずつ知識が増える。

でも、

試験が近づいてくると、

「受からなきゃ」

という気持ちが強くなる。

そして、

「こんなに勉強して何になるんだろう」

と思うこともある。

だから、

資格を取った先に何があるのか

を考えておく。

それが、

勉強を続ける理由になると思います。

私の場合、「資格」と「やりたいこと」が初めてつながった

これまでの私は、

「資格を取る」

と、

「やりたい仕事」

が別々でした。

資格を取るなら、

就職に有利そうなもの。

時代に必要そうなもの。

周りが取っているもの。

そんな選び方になりがちでした。

でも、

キャリアコンサルタントだけは違いました。

「この資格を取った先に、やりたい仕事がある」

という感覚がありました。

それが、

私にとっては大きかった。

リスキリングは「自分を作り直すこと」なのかもしれない

私はリスキリング制度を利用して、

学び直しを始めました。

以前の私は、

「今さら勉強して何になるんだろう」

と思っていました。

でも、

36歳になってから、

新しいことを学び始めたことで、

自分の過去まで違って見えてきました。

今までの仕事。

自分の得意なこと。

苦手なこと。

人との関わり方。

働く環境。

人生で大切にしたいこと。

全部が、

「これから何をするか」

につながっていく。

だから私は、

リスキリングって、

単に新しい知識を身につけることだけではなく、

「これからの自分を作り直す時間」

でもあるのかな、

と思っています。

資格は「人生の答え」ではない

もちろん、

資格を取ったから、

人生が全部うまくいくわけではありません。

資格を持っていても、

仕事が合わないことはある。

転職に失敗することもある。

思っていた仕事と違うこともある。

だから、

資格を魔法の杖のように考える必要はないと思います。

でも、

「次の自分を考えるきっかけ」

にはなる。

私にとって、

キャリアコンサルタントの勉強は、

まさにそうでした。

「何か資格を取らなきゃ」と焦っている人へ

もし今、

「何か資格を取らないと」

と焦っているなら、

一度立ち止まってみてください。

そして、

「私は、何がしたい?」

と考えてみる。

答えが出なければ、

「何が嫌?」

でもいい。

「どんな暮らしがしたい?」

でもいい。

「どんな人と働きたい?」

でもいい。

「どんな時間を過ごしたい?」

でもいい。

そこから、

必要な資格や学びが見えてくることがあります。

私も、

最初からキャリアコンサルタントを知っていたわけではありません。

AIでも、

WEBデザインでもいいと思っていた。

むしろ、

そのつもりで相談に行きました。

でも、

そこで自分の気持ちを正直に話した。

そして、

思いもしなかった仕事を教えてもらった。

その瞬間、

36年間探していたものが、

突然見つかったような気がしました。

資格選びは、

「何が役に立つか」

だけではなく、

「私は何をしたいのか」

から考えてもいい。

私にとって、

キャリアコンサルタントとの出会いは、

資格との出会いというより、

「やっと、自分が進みたい方向を見つけた」

という出来事でした。

36歳。

遅かったのかもしれない。

でも、

遅かったからこそ、

ここまで自分のことを考えることができたのかもしれません。

まだ、これから。

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