「人と関わる仕事がしたい」
そう思うようになったのは、
前の仕事を辞めたことがきっかけでした。
でも、
今振り返ると、
私は少し複雑です。
人と関わりたい。
誰かの役に立ちたい。
相談に乗るような仕事もしてみたい。
でも、
ずっと人と一緒にいるのは疲れる。
にぎやかな職場も苦手。
人が多すぎる環境も嫌。
一人で集中して仕事をする時間も欲しい。
「じゃあ、結局どっちなの?」
と思いますよね。
私も、
自分でそう思います。
「人が好き」と「人とずっと一緒にいたい」は違う
キャリアについて考えるようになって、
この違いに気づきました。
私は、
人が嫌いなわけではありません。
むしろ、
人と話すことは好きです。
誰かの話を聞くことも好き。
困っている人がいたら、
できることなら助けたい。
以前働いていた観光施設では、
退職した後も職員の方たちと交流が続いていました。
仕事ぶりも覚えていてもらえて、
その後、
繁忙期に手伝いに来てほしいと声をかけてもらいました。
私はそれが、
本当に嬉しかった。
「また一緒に働きたい」
と思ってもらえた。
それは、
私にとって大きな自信になりました。
だから、
私は人が嫌いではありません。
むしろ、
人とのつながりは大切にしたいと思っています。
でも、「人間関係が濃すぎる職場」は苦手
一方で、
職場の人と常に一緒。
休憩も一緒。
仕事が終わってからも付き合いがある。
女性ばかり。
若い人ばかり。
常に誰かの声が聞こえる。
そんな環境は、
私は少し疲れてしまいます。
仕事中は、
仕事に集中したい。
これも、
私の大切な希望です。
だから、
「人と関わる仕事がしたい」
というだけで、
接客業や営業職が向いているとは限らない。
ここは、
自分でも意外な発見でした。
私が欲しいのは「人との距離が近すぎない仕事」
私が求めているのは、
人と関わらない仕事ではありません。
むしろ、
適度に人と関わる仕事。
必要なときに話をする。
相談を受ける。
誰かの役に立つ。
情報を整理する。
サポートする。
そして、
自分で集中して作業する時間もある。
そんな働き方です。
言葉にすると、
「人との距離が近すぎない、人を支える仕事」
なのかもしれません。
だから、キャリアコンサルタントに惹かれた
キャリアコンサルタントという仕事を初めて知ったとき、
私は、
「これだ!」
と思いました。
もちろん、
実際の仕事はまだ経験していません。
これから勉強していく段階です。
でも、
「人の話を聞く」
「その人のキャリアについて一緒に考える」
「その人自身が答えを見つけるのを支える」
という考え方に、
強く惹かれました。
ただし、
ここでも私は、
「人と関わる仕事だから何でもいい」
とは思っていません。
どんな職場なのか。
どんな人たちと働くのか。
一日にどのくらい人と接するのか。
一人で作業する時間はあるのか。
そこまで大切です。
VPIの結果を見ても、少し納得した
以前、
VPI職業興味検査を受けました。
私の結果は、
S(社会的)が高く、C(慣習的)も比較的高い
というものでした。
そして、
興味パターンは、
SCI。
最初は、
「Sって、人と関わる仕事だよね」
くらいに考えていました。
でも、
自分の職歴や性格と照らし合わせていくと、
もう少し細かく見えてきました。
人を支えることには興味がある。
でも、
人との関わりだけが仕事のすべてになるのは嫌。
正確に処理することもできる。
事務作業も嫌いではない。
でも、
細かすぎる社内規則や、
何人もの承認を取るような仕事は苦痛。
この組み合わせを見ると、
「なるほど」
と思います。
「人」だけでも、「事務」だけでもない
私は長い間、
仕事を二択で考えていました。
事務を続けるか。
人と関わる仕事に行くか。
でも、
本当はその間にも、
たくさんの仕事があります。
人事。
採用。
社員支援。
キャリア支援。
教育研修。
人材育成。
相談窓口。
学校や企業でのキャリア支援。
事務経験を活かしながら、
人を支える仕事。
そう考えると、
今までの経験が、
少し違って見えてきます。
「事務しかしていない」は、少し違うのかもしれない
私は以前、
「事務しかしていない」
と思っていました。
でも、
事務の仕事をしながら、
たくさんの人と関わってきました。
社員の申請を受ける。
勤怠について確認する。
年末調整の質問に答える。
福利厚生について案内する。
健康診断の手続きをする。
本社へ報告する。
請求書を処理する。
書類を作る。
誰かが困っているときに、
間に入って調整する。
これは、
単なる「パソコン作業」ではありません。
人と組織の間に立って、
仕事を進める役割でもありました。
「人と関わるのが苦手」だと思っている人へ
もしかしたら、
この記事を読んでいる人の中にも、
「人と関わる仕事はしたいけど、人付き合いが苦手」
という人がいるかもしれません。
私も、
「人が好きなら、もっと社交的じゃないといけない」
と思っていました。
でも、
そうではないと思います。
大人数の前で話すのが得意じゃなくてもいい。
いつも明るく振る舞えなくてもいい。
職場の全員と仲良くしなくてもいい。
人と話すのが好きでも、
一人の時間が必要でもいい。
人との関わり方にも、いろいろな形があります。
「一人で働きたい」も、悪いことではない
私は、
一人で過ごす時間も大切です。
自分のペースで考える。
好きなことをする。
静かな場所で過ごす。
仕事でも、
誰にも邪魔されずに集中する時間が欲しい。
それは、
「人間関係を拒絶している」
ということではありません。
むしろ、
一人の時間があるからこそ、
人と関わるときに余裕を持てるのだと思います。
「理想の職場」を考えると、自分が見えてくる
最近、
私は自分の理想の職場について、
一つずつ考えるようになりました。
どんな人と働きたい?
どんな人は嫌?
職場の年齢構成は?
男女比は?
仕事の裁量は?
勤務地は?
通勤時間は?
一人の時間は?
人との関わり方は?
会社の規模は?
ルールの多さは?
こうやって細かく考えていくと、
「自分って、意外と条件があるんだな」
と分かります。
でも、
それは悪いことではありません。
「自分に合う仕事」を探すなら、「仕事内容」だけを見ない
転職するとき、
求人票を見ると、
仕事内容と給与ばかり見てしまいます。
でも、
私はこれから、
もっと違うところも見たいと思っています。
どんな職場なのか。
どんな人が働いているのか。
仕事の進め方は?
自分で判断できるのか。
上司はどんなタイプなのか。
細かい承認が多いのか。
一人で集中できる時間はあるのか。
人間関係は濃いのか。
勤務地はどこなのか。
自分の暮らしを守れるのか。
仕事は、
仕事内容だけではありません。
その仕事を「どんな環境でやるのか」も、キャリアの一部です。
私は「人の役に立つ」と「自分を守る」を両立したい
以前の私は、
どちらかを選ばなければいけないと思っていました。
誰かの役に立つなら、
多少は我慢しなければいけない。
仕事を頑張るなら、
暮らしを犠牲にすることも必要。
会社から必要とされたなら、
自分の希望を後回しにする。
でも、
今は少し違います。
自分を守りながら、人の役に立つ。
そんな働き方を探してもいい。
東京に住まなくてもいい。
満員電車に乗らなくてもいい。
人が多すぎる職場を選ばなくてもいい。
一人の時間を大切にしてもいい。
それでも、
誰かの役に立つ仕事はできるかもしれない。
だから、私は「自分に合う人事・キャリア支援」を探したい
今の私が興味を持っているのは、
採用。
人材育成。
社員支援。
キャリア支援。
そして、
キャリアコンサルタント。
これらの仕事に、
今までの事務経験をどうつなげられるのか。
どんな職場なら、
自分らしく働けるのか。
まだ、
答えは出ていません。
だから、
これから勉強しながら、
少しずつ探していきたいと思っています。
「人と関わりたい。でも、一人でもいたい」
この言葉だけを見ると、
矛盾しているように思います。
でも、
私は今、
これは矛盾ではないと思っています。
人が好き。
でも、
一人の時間も好き。
誰かの役に立ちたい。
でも、
自分を犠牲にしたくない。
仕事は頑張りたい。
でも、
仕事だけの人生にはしたくない。
自分らしく働きたい。
そして、
自分らしく暮らしたい。
どれか一つを諦めなくてもいい。
全部を大切にしながら、
自分に合う働き方を探してもいい。
キャリアについて勉強し始めた36歳の私は、
今、
そんなことを考えています。
「向いている仕事」を探すだけではなく、
「どんな働き方なら、自分を好きなままでいられるのか」
を探していきたい。
まだ、
その答えを探している途中です。
まだ、これから。
