転職先を探す前に。「どんな仕事がしたい?」より大切だったこと

転職を考え始めると、

まず求人サイトを開きます。

「事務」

「人事」

「総務」

「未経験歓迎」

「資格不問」

そんなキーワードで検索して、

条件を見比べる。

私も、

ずっとそうでした。

でも、

キャリアについて勉強するようになって、

少し考え方が変わりました。

求人を探す前に、自分がどんな環境で働きたいのかを考えたほうがいい。

そう思うようになったのです。

目次

「やりたい仕事」だけでは決められない

私は、

キャリアコンサルタントの勉強を始めてから、

「人を支える仕事がしたい」

と思うようになりました。

採用。

人材育成。

社員支援。

キャリア支援。

興味のある仕事は、

少しずつ見えてきました。

でも、

それだけでは、

転職先は決められません。

なぜなら、

同じ「人事」という仕事でも、

会社によって、

働く環境が全然違うからです。

人事だから、

自分に合うとは限らない。

事務だから、

自分に合わないとも限らない。

そこで私は、

「仕事内容」と「職場環境」を分けて考える

ようになりました。

私にとって、勤務地は「ただの条件」ではなかった

以前、

インフラ系企業で働いていたとき、

本社への異動を何度か打診されました。

仕事ぶりを評価してもらって、

総務や経理で活躍してほしいと言ってもらえた。

退職を考えたときにも、

「本社で活躍してほしい」

と声をかけてもらいました。

でも、

私は東京に行きませんでした。

何度誘われても、

気持ちは変わりませんでした。

以前の記事でも書いたように、

私にとって、

「東京に行くかどうか」は、

単なる勤務地の問題ではありませんでした。

暮らしそのものの問題だったからです。

だから、

これから求人を見るときも、

勤務地はかなり重要です。

「仕事が良さそうだから、

東京でも我慢しよう」

とは、

たぶんならない。

これは、

自分にとって大切な条件だと分かっています。

「人と関わる仕事」がしたい。でも、人と関わりすぎるのは苦手

これも、

自分について分かってきたことです。

私は、

人が嫌いではありません。

むしろ、

人の話を聞いたり、

誰かをサポートしたりすることは好きです。

でも、

ずっと誰かと一緒にいるのは疲れます。

にぎやかすぎる職場も苦手です。

だから、

「人と関わる仕事」

というだけでは不十分。

私の場合は、

「適度に人と関わりながら、自分で集中できる時間もある仕事」

が理想です。

職場の「人」も、かなり大切

私は、

以前の職場で、

人間関係について、

かなり考えさせられました。

特に、

仕事をしない人。

頑固な人。

傲慢な人。

年齢や立場を理由に、

自分の考えを押し通す人。

いわゆる「老害」と呼ばれるような、

柔軟性のない人。

そういう人と一緒に働くことが、

私はかなり苦手です。

一方で、

年齢が高い人そのものが嫌いなわけではありません。

もともと私は、

高齢の方と話したり、

仲良くしたりすることが好きでした。

だから、

「高齢者が多い職場が嫌」

なのではありません。

「年齢に関係なく、仕事に対して誠実で、相手を尊重できる人と働きたい」

ということなのだと思います。

この違いにも、

最近になって気づきました。

「若い人ばかり」も、私は少し疲れる

反対に、

若い人ばかりの職場も、

私はあまり得意ではありません。

女性が多すぎる職場も、

少し苦手です。

もちろん、

「若い人が嫌」

「女性が嫌」

という単純な話ではありません。

職場の雰囲気や、

人間関係の距離感、

コミュニケーションの取り方などを含めて、

自分に合う環境を考えたいということです。

年齢も性別も、

ある程度バランスが取れている。

それくらいの環境のほうが、

私は落ち着いて働ける気がします。

大企業だから安心、とは限らなかった

以前は、

「大きな会社なら安心」

と思っていました。

実際、

インフラ系企業で働いて、

安定という意味では、

とても貴重な経験をしました。

でも、

大企業ならではの苦労もありました。

何か一つ決めるにも、

何人もの上司の承認が必要。

社内規則が細かい。

手続きが多い。

上司が転勤で変わる。

そのたびに、

事務員である私が振り回される。

私は、

こういう環境が、

かなり苦痛でした。

だから、

これからは、

「大企業だから安心」

だけでは、

会社を選ばないと思います。

「自由に働ける」は、私にとってかなり重要

私は、

細かく管理されることが苦手です。

もちろん、

ルールがない会社がいいわけではありません。

最低限のルールは必要。

でも、

「この書類はこの順番で」

「この場合はこの人の承認」

「去年こうだったから今年も同じ」

というように、

理由が分からないまま、

細かい手続きだけが増えていく環境は苦手です。

自分で考える。

工夫する。

必要なら相談する。

そして、

任された仕事を責任を持って終わらせる。

そんな働き方が好きです。

だから、求人票の「仕事内容」だけでは足りない

求人票を見ると、

仕事内容はかなり詳しく書いてあります。

でも、

私が本当に知りたいのは、

その先です。

「一緒に働く人はどんな人?」

「職場の雰囲気は?」

「仕事の裁量は?」

「上司はどのくらい変わる?」

「承認は多い?」

「一人で集中できる?」

「電話は一日何本くらい?」

「社員とのやり取りはどのくらい?」

「残業は?」

「通勤は?」

こういうことは、

求人票だけでは分かりません。

だから、

面接で聞く。

口コミを見る。

会社のホームページを見る。

可能なら、

職場見学をする。

転職エージェントなどに、

具体的に聞いてみる。

そういう情報収集も、

転職活動の一部なのだと思います。

「自分に合う職場」を考えるのは、わがままじゃない

以前の私は、

「こんな条件をつけたら、

仕事なんて見つからない」

と思っていました。

勤務地も選びたい。

人間関係も大事。

一人の時間も欲しい。

ルールが細かすぎるのは嫌。

仕事はちゃんとしたい。

生活も大切。

「条件が多すぎるんじゃない?」

と思っていました。

でも、

今は少し違います。

これは、

わがままではなく、

自分が長く働くために必要な条件を知ること

なのだと思っています。

「向いている仕事」と「続けられる仕事」は違う

例えば、

仕事内容だけを考えたら、

私には、

もっと人と関わる仕事が向いているかもしれません。

でも、

職場環境が合わなかったら、

続きません。

逆に、

仕事内容がものすごく興味深いわけではなくても、

勤務地が自分の生活に合っていて、

人間関係が穏やかで、

自分の裁量があって、

一人で集中する時間があり、

無理なく続けられるなら、

長く働けるかもしれません。

だから、

私はこれから、

「何の仕事が向いているか」だけではなく、「どんな環境なら続けられるか」

を考えたいと思っています。

私がこれから求人を見るときのチェックポイント

今の私なら、

求人を見つけたら、

仕事内容だけで判断しません。

まず、

勤務地は自分の希望に合っているか。

そして、

働き方は自分の性格に合っているか。

さらに、

人間関係や職場の雰囲気はどうか。

そして、

仕事以外の生活をちゃんと守れるか。

最後に、

その仕事をすることで、自分が大切にしたい方向へ近づけるか。

この順番で、

考えてみたいと思います。

VPIとキャリア・アンカーを、実際の転職に使ってみる

VPIで、

「私は何に興味があるのか」

を考える。

キャリア・アンカーで、

「私は何を譲れないのか」

を考える。

そして、

実際の求人を見る。

すると、

少しだけ、

求人の見え方が変わります。

「人事だから応募する」

ではなく、

「人を支える仕事で、勤務地も合っている」

「仕事内容は興味があるけれど、職場環境が自分には合わなそう」

「事務職だけど、社員支援の要素があって面白そう」

そんなふうに、

求人を、

「自分との相性」

で見ることができるようになります。

私は、まだ転職先を決めていない

ここまで書いておいて、

実は私は、

まだ転職先を決めていません。

キャリアコンサルタントの勉強をしながら、

自分の過去を振り返り、

VPIを受け、

キャリア・アンカーについて考え、

理想の職場環境を整理しているところです。

以前なら、

「早く次の仕事を決めなきゃ」

と焦っていたと思います。

でも、

今は、

「まず自分を知ってからでもいい」

と思えるようになりました。

転職するかどうかも含めて、

これから考えていけばいい。

「この会社に入りたい」より、「この働き方をしたい」

これが、

今の私の一番大きな変化かもしれません。

以前は、

「どこに転職するか」

を考えていました。

今は、

「どんな働き方をしたいか」

を先に考えています。

茨城で暮らす。

自分の時間を持つ。

仕事にもきちんと向き合う。

人の役に立つ。

でも、

仕事だけの人生にはしない。

人と関わる。

でも、

人に囲まれ続けなくてもいい。

安定も欲しい。

でも、

自分で考える余地も欲しい。

全部が完璧に叶う会社があるかは、

まだ分かりません。

それでも、

「自分が何を大切にしたいのか」

を知らないまま探すより、

ずっと探しやすくなった気がします。

転職を考えているのに、

「何の仕事がしたいのか分からない」

という人は、

もしかしたら、

仕事内容より先に、

「どんな毎日を送りたいのか」

を考えてみてもいいのかもしれません。

仕事は、

人生の一部です。

だから、

仕事に合わせて人生を作るのではなく、

自分の人生に合う仕事を探してもいい。

私も、

これから少しずつ、

探していきたいと思います。

まだ、これから。

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